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妊娠中の肩こり
2018年9月30日 日曜日
妊娠前からの肩こり、妊娠してから肩が凝り出した、妊娠前よりも肩こりが強くなった。妊娠中の肩こりはタイプによって原因や対策も様々。まずは知識をしっかりとインプットして対策に役立ててください。
あなたの肩こりはどんなタイプですか?

妊娠前から肩こりがある
妊娠してから肩が凝り出した
妊娠前もあったけど肩こりが強くなった
頭まで痛む
妊娠中の肩こりはよくみられるものですが、何かと不快感を感じやすい妊娠中。
肩こりもその一つかと思います。
しっかり改善したいですよね?
まずは原因を見ていきましょう。
原因
【物理的負担】赤ちゃんが大きくなったり体重が増えてくることで
それを支える筋肉が緊張することで肩の筋肉が緊張し肩こりを感じます。
また、お腹が大きくなることで背骨の弯曲の角度が変わるため、それも肩の緊張を生む原因になります。
【循環不良】
妊娠中は赤ちゃんに血液を与え栄養や酸素を供給します。
そのことで母体への筋肉などの組織への供給が後回しになり
十分な栄養が行き渡らず筋肉の緊張を生むことがあります。
また、体液量は最大で約1、5倍まで増えると言われています。
その増えた体液を循環させるのに循環器系(心臓や腎臓)の負担も増えそれらも肩こりの原因になります。
赤ちゃんに栄養を供給するため母体が栄養不足になることがあります。
貧血などが代表例です。
鉄分を含むミネラルの不足、ビタミンの不足により筋肉の緊張が起こり肩こりを感じることがあります。
【ストレス】
妊娠中に限らずストレスを感じることで自律神経の交感神経が興奮し血管が収縮します。
その影響で筋肉も緊張し肩こりを感じます。
【ホルモンバランス】
妊娠するとホルモンバランスが変わります。
そのホルモンバランスも肩こりに影響することも考えられます。
妊娠超初期に肩こりが強くなったタイプの方などはこのホルモンバランスの影響が強いかもしれません。
改善方法
改善方法は上記した原因により異なります。その辺りをしっかり見分け改善していくことが安全面でも回復にも重要になります。
ただ、闇雲に揉みほぐしたりすると余計に肩が凝ったり頭痛が出たりする可能性もあります。
また血栓ができやすいのでその辺りの注意も必要です。
【岩永朋之整体サロンでの改善方法】
姿勢バランスを整え、
循環の妨げになっているものを取り除きます。
ストレス緩和の施術
栄養状態などをヒアリングし改善指導
姿勢などの改善のためのセルフケア指導
このような流れになります。
筋肉を揉みほぐすだけでなく全体の問題とバランスを整えることが重要になります。
セルフケア
①呼吸妊娠中は胸式呼吸になりやすくなります。
胸式呼吸が続くと肩がこる原因になります。
腹式呼吸を心がけましょう
五秒吸って ー 五秒吐いて ー 五秒止める
これを4回繰り返しましょう
②背骨をストレッチ