あなたが動かしているのは骨盤底筋ではない!?
こんにちは。妊産婦の救世主
岩永朋之整体サロン代表 岩永朋之です。
今日のテーマは骨盤底筋
しばらくはこのテーマになるかと思います。
骨盤底筋の話だけで3日以上喋られるんではないかというぐらい
骨盤底筋は深いです。
今日も分娩で骨盤底筋が裂けて大変だったという方が来院されました。
私に骨盤底筋の知識がなければきっと対応できなかったでしょう。
骨盤底筋は産後だけではなく
妊娠中
いや妊娠前から正しい知識があると
妊娠中、分娩、そして産後がかなり快適になるでしょう。
では、骨盤底筋について
フランスはマタニティ先進国といってもいいでしょう。
助産師さんが手厚くサポートしてくれるようです。
そんなフランスでは骨盤底筋や会陰部周辺のことをまとめて「ペリネ」と呼んでいます。
そんな「ペリネ」に対して非常に細かなアプローチをしています。
日本でも骨盤底筋という言葉をよく聞きくようになりました。
youtubeなどでもトレーニングが紹介されています。
しかし、そのほとんどが肛門括約筋と言って正確には骨盤底筋ではない
肛門を締める筋肉を動かす運動ばかり。
本当に骨盤底筋を動かしているものは少ないのが現状です。
先日も「尿もれ」でお悩みの方が来られました。
その方曰く、トレーニングも助産師さんに指導を受けてしっかりやっているのに改善しないということでした。
チェックしてみると、多少の骨盤周辺の調整は必要だったものの
骨盤底筋は全くと言っていいほど正確に動かせていませんでした。
骨盤底筋は補助的な筋肉や代償する筋肉と連動して動くのです。
日常ではこの連動が非常に重要になります。
骨盤底筋を動かしているつもりでも代償する筋肉(主に股関節を動かすの筋肉)を使ってしまっていることがほとんどです。
だからまずはそれらの筋肉(代償筋)を極力使わないポーズをとってトレーニングする。
そして今度はあえて代償する筋肉が働きやすい状況を作って骨盤底筋単体で動かすトレーニングをする
そして骨盤底筋と連動づる筋肉を一緒に使うトレーニングをする
と言った流れでトレーニングを行うといいかと思います。
骨盤底筋に常に意識を持って行くことこれを日々行うことでそれだけでも変わってきます。
実は呼吸の時にも骨盤底筋は働いているのです。
ここまででいかがでしたか?
これだけ意識してやっていますでしょうか?
この内容のレベルのお話を施術家に教えてもほとんどの方が知りません。
だから、あなたも知らなくて当然ですが
将来的にも今を快適に過ごすためにも絶対に知っておいた方がいい情報です。
次回以降、トレーニングや日常で気をつけることなどをアップしてまいります。