産後2日後には咳喘息が出始め、人と話す時に咳が止まらなくなる、呼吸がしづらく、出産の疲労と咳でかなり苦しんでいる状態でしたが、数回の整体で自律神経と呼吸がしやすいように整えることで改善した症例です。



女性 30代 箕面市在住


咳喘息
胃痛
アキレス腱痛


特になし


整体
カイロプラクティック


仙骨、背部、胸部前面へのアプローチ


1回目
反り腰へのアプローチ。
重心の調整。
仙骨部を締めるように背部は緩めるようにアプローチ。
内臓調整。


2回目
1週間後
アキレス腱の痛みは全く感じなかった。
しかし、咳や胃痛は寒くなると症状が出るとのこと。

前回と同じ施術方針で進める。

3回目
1週間後
喘息は少し楽になったが、胃痛は変化がないとのこと。

前回と同じ施術方針で進める。

4回目

1週間後
喘息はほぼ症状がないとのこと。
胃痛はやや楽になったが、まだ冷えると症状が出るとのこと。

前回までの施術に加え、背部を緩めつつ大胸筋周辺の前面部へのアプローチを追加。

5回目
2週間後
喘息も胃痛も全くなかった。

前回と同じ施術方針で進める。

6回目
2週間後
特に問題なく過ごせたが、睡眠不足と抱っこ時の重たさで肩こりが気になるようになったとのこと。

前回と同じ施術方針に加え、肩周辺の筋緊張、関節へのアプローチ。

7回目
3週間後
特に問題なく過ごせた。

これからはさらに期間を空けながら、症状が安定するようにメンテナンスしていく方針。


今回のケースは産後1カ月で来られた症例です。
今回の出産はお二人目。


問診で聞いていくと
主症状は産後から咳喘息と胃痛が出てきてそれが一番のお悩みとのこと。


咳喘息に関しては
出産2日目から出ており、入院中に診断され吸入器で一次的には良くなるが、全体を通して特に症状が良くなることはなかった。
・人と話すと咳が止まらない
・呼吸しづらいが日常生活ではお悩み。
症状が増悪するときは冷えが関与していると考えられるとのこと。


胃痛に関しても
冷えが強くなるとキリキリと症状が出てくるとのこと。


右アキレス腱に関しては
産後からで特に捻ったりと傷めた記憶がない。
痛みが出る時は歩行時とのこと。


身体を診ていくと
左右の歪みでは右重心になるように歪み、
前後の歪みでは反り腰がかなりあった。
この反り腰の状態だとアキレス腱は常に伸ばされていることになり、さらに右重心で圧が加わったことと産後特有の緩みも関与してアキレス腱の痛みが出ていたと考えられます。


喘息や胃痛に関しては
胸郭は全体の固さ、その中でも背中の筋緊張が顕著。
さらに仙骨部の締まりがあまりない状態。
これは交感神経が優位で、上手く副交感神経にスイッチが入らない状態と判断。


その他にもお腹の張りが強いこと、足の冷えと少しのぼせ感があることから喘息、胃痛が出ていると考えました。


施術では
ストレスを緩和させるため身体全身を緩め、楽な状態を作ること。


自律神経を整えるため背中の筋緊張を取り除き、仙骨部を引き締めるようにアプローチを行い自律神経のスイッチを切り替えるように施術。


4回目から呼吸がしやすく、背中の筋緊張を作らないようにするため、大胸筋を緩めました。
そうすることで体が丸くなるのを防ぎ、さらに安定すると考えました。


結果かなり改善され、
その後は再発することなく安定しました。


（個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません）

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