2025年8月22日 金曜日
産後の猫背
産後、特に猫背が気になるようになった方へ
産後、ほとんどの方が猫背になる傾向にあります。それらの多くは授乳や抱っこ、妊娠中の姿勢などからくるものです。
それならば仕方ない・・・
と我慢するしかないのでしょうか?
姿勢不良は状態が長く続けば続くほど”固定化”してしまいます。
固定されると改善するのに相当のエネルギーと時間を費やします。
猫背が原因で「肩こり」「頭痛」「手の痺れ」などの症状にもつながる事も考えられます。
ですから猫背に気づかれた時点でできるだけ早く改善しておかれる事をお勧めします。
実際は日々忙しくほとんどの方が自分が猫背になっていることに気づきません。
今このページをご覧のあなたはすでに猫背に”気づかれた”ということだと思います。
その時点でまず改善への第一歩を踏み出されました。
以下で猫背について解説しています。
参考にして下さい。
Contents
猫背と一言で言っても人によって形が違う
猫背とは何かとAIに質問するとAI による概要
猫背(ねこぜ)は、脊柱の胸椎が過度に丸まり、頭部が前方に突き出た姿勢になる現象で、医学的には「円背」や「上位交差症候群」とも呼ばれます。
猫のように背中が丸まった見た目から「猫背」と名付けられている
という答えが返ってきました。
しかし、実際の現場で「猫背が気になります」と言われる方の体をチェックしてみると
胸椎や腰椎も丸まっている人
胸椎が丸まり腰は反対に反りがきつくなっている人
同じ胸椎でも上の方が丸まっている人と下の方が丸まっている人
胸椎はフラットで肩甲骨だけ前にいっている人
ざっくりあげてもこれだけのタイプに分かれます。胸椎が丸まり腰は反対に反りがきつくなっている人
同じ胸椎でも上の方が丸まっている人と下の方が丸まっている人
胸椎はフラットで肩甲骨だけ前にいっている人
正確には猫背と呼ばない状態の方もご自身では猫背と思っているということです。
詳しくは後述しますが、それぞれのタイプによって治療も対策も全く異なるということです。
猫背が要因で起こりうる症状
肩こり
頭痛
手のシビレ
背中の痛み
腰痛
膝痛
呼吸の乱れ
肋間神経痛
ざっとあげてもこのぐらいの影響は考えられます。頭痛
手のシビレ
背中の痛み
腰痛
膝痛
呼吸の乱れ
肋間神経痛
膝などに一見影響はなさそうに思いますが、猫背によって重心が狂うと膝の負担が増加することは十分に起こり得ます。
猫背が見た目に与える影響
猫背があるとその部分だけでなくバランスを取るために全体の姿勢の崩れが起こります。前述したように、いろいろなタイプの方がおり補正する場所が変わってきます。
ストレートネック
スウェイバック
反り腰
巻き型
さらに二次的にはスウェイバック
反り腰
巻き型
お腹が出る
顎がたるむ
二の腕が太くなる
老けて見られる
などの悩みを抱えられている方も多くおられます。顎がたるむ
二の腕が太くなる
老けて見られる
改善すべき猫背と放置してもいい猫背
まず、猫背を改善する上で「綺麗になりたい」という事とは別に改善すべきかどうかを見極めるポイントがあります。1、痛みや辛い症状があるか?
これは説明するまでもありませんが 肩こり
頭痛
手のシビレ
背中の痛み
呼吸が乱れている
腰痛
などの症状が出ている場合で猫背もその要因の一つになっている場合は改善した方がいいでしょう。頭痛
手のシビレ
背中の痛み
呼吸が乱れている
腰痛
2、重心の位置が揃っているか?
無意識に立った時に頭、胸郭、骨盤、下半身の重心の位置が揃っていればいいのですが、猫背を含めた姿勢不良がある場合は重心の位置がズレてしまっていることがほとんどです。重心がズレるとバランスを取るために余計に筋肉を働かせなければいけなくなってしまいます。
それにより疲労感や痛みなどの不快な症状につながってしまいます。
3、背骨や肩甲骨の可動性は保たれているか?
背骨は頚椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個その下に仙骨、尾骨があります。それだけ細かく分かれているということは、本来しなやかで”蛇のような細かな動き”ができるということです。
しかし、猫背を含めた不良姿勢が長期間続いている方は背骨が固まってしまいしなやかな動きが失われてしまっていることがほとんどです。
そうなると、神経の働きが悪くなったり、余計な動きを強いられる部分が出てきて不調につながってしまいます。
見た目の問題が気になるというお悩みに加え1、2、3のような問題が見られた場合は当院では改善しておくことをお勧めしています。
逆に猫背と周りの方に言われた方などでも、特に不調はなく、重心も揃っており、可動性がある場合は特別改善する必要はありません。
背骨の湾曲は生まれ持った特性もあり個人差もあります。
猫背の原因
日常生活の環境
産後から猫背がひどくなった場合は日常の環境要因が関与することが多いでしょう。妊娠中からの姿勢の崩れの残存
抱っこ
授乳姿勢
家事
これらの動作は全て体の前で行われ背中は丸まり肩甲骨も外転挙上(外側にいき上に持ち上がる)パターンが多く見られます。
感覚神経の問題
子供の頃から姿勢が悪かった方などは感覚器に問題があるかもしれません。本来、姿勢は負担の少ないポジションに自然になるものですが、感覚器にエラーが起こっていると悪いポジションにあっても気づくことができなくなってしまいます。
日常生活の環境が要因でなった猫背も長期間その状態が続くと感覚器が機能しなくなってしまう可能性もあります。
※感覚器とは?
感覚器とは、外界からの刺激を感知し、それを脳に伝える器官のことです。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などが代表的です。猫背なのどの姿勢には視覚、前庭覚、体性感覚が重要になります。
自律神経の問題
自律神経の中でも交感神経が優位になると各筋肉も反応します。その状態が猫背を引き起こす要因になります。疲労によるもの
疲労すると人間の体は前方に丸まる方向に倒れていきます。疲れると背筋がピンと伸びる人はほとんどいないと思います。疲れているのに背筋を変に伸ばそうとすると余計に疲れさらに猫背の改善を妨げてしまいます。
骨盤の開きは関係ありません
産後の猫背について調べていると、よく「骨盤が広くことによって猫背になる」と記載されていることが少なくありません。
骨盤の前傾や後傾は猫背に関与しますが”開き”は関与しないと言ってもいいでしょう。
そもそも、骨盤はそんなに開くものではありません。
骨盤の開きについてはこちらの記事を参考にしてください。
産後の猫背について調べていると、よく「骨盤が広くことによって猫背になる」と記載されていることが少なくありません。
骨盤の前傾や後傾は猫背に関与しますが”開き”は関与しないと言ってもいいでしょう。
そもそも、骨盤はそんなに開くものではありません。
骨盤の開きについてはこちらの記事を参考にしてください。
産後の骨盤の開き
猫背の治療
猫背を改善するための治療は原因であげたものを改善していくことと、固まってしまった骨格を元に戻す必要があります。骨格の改善
肩甲骨、胸椎、頚椎、腰椎、骨盤の角度、股関節、膝、足関節、肋椎関節などどこで問題が起こっているかを探らなければいけません。
肩甲骨や背骨だけでは元に戻ってしまう可能性が高くなります。
自律神経や疲労の改善
疲労をしっかり除去するための施術を行い、神経系の働きを良くするためのアプローチも行います。骨格をしっかり戻し、神経系の働きを整え、エラーの起こった感覚を戻すことで自然に”いい姿勢” が取れるようになります。
施術は安全なもので、その方の体力に合わせて行います。
いい姿勢とは?
そもそも、いい姿勢の概念が人によって違います。
ただじっと立っている時に背筋が伸びてピンと立っているのがいい施設だとお考えでしたら、それは後々不調を招く可能性があります。
私たちの考える”いい姿勢”とはしっかりと動くことができ、余計な力みなく重心が揃っている状態です。
そもそも、いい姿勢の概念が人によって違います。
ただじっと立っている時に背筋が伸びてピンと立っているのがいい施設だとお考えでしたら、それは後々不調を招く可能性があります。
私たちの考える”いい姿勢”とはしっかりと動くことができ、余計な力みなく重心が揃っている状態です。
最後に
お伝えしていきた通り、猫背は見た目の問題だけでなく、様々な不調の原因になることもあれば、不調の現れであることもあります。どちらにしても、”丸まったものを伸ばす”
という短絡的な考えではなく、体の状態をしっかりと見極め整えていくことが必要です。
少し難しいお話にもなったかもしれませんが、私たちにお任せいただけたら、『健康で綺麗な状態』にいたしますのでご安心ください。
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