2023年9月15日 金曜日
繰り返す乳腺炎の他おっぱいトラブルについての症例です
繰り返すおっぱいの詰まり、どうしたらいい?おっぱいトラブルって、大変ですよね。長い妊娠期間が終わり、やっと赤ちゃんとの楽しい育児が始まると思ったのもつかの間、サイボーグのように腫れ上がったおっぱいをもてあますこともしばしば。 まだ、それだけならいいけど、乳首を傷つけてしまうと2,3時間ごとの授乳が拷問でしかなくなり、
詰まりやすくなって、シコリができたら、それが乳腺炎にならないかヒヤヒヤしながらの授乳生活に、
こんなはずじゃなかった…ととても辛くなってしまいます。 おっぱいがトラブる度に気も滅入ります。
そんな時、皆さんはどうされていますか?
やはり、まずは母乳外来でしょうね。
それでも繰り返すおっぱいトラブルなら、
全身の調整も必要なのかもしれません。 そんな、おっぱいトラブルの症例です。
産後6ヵ月
分娩の様子を聞くようにしているのですが、
子宮口の開きが悪く、陣痛促進剤の助けを得て18時間に及ぶ出産で、
分娩後は自力で立てず、入院している間は腰が抜けそうな感じ、
それから1ヵ月は腰が不安定な状態が続いたそうです。
そんな中初めての育児は、実家が遠くてすぐには頼れない状態な上、
ご主人も出張が多くワンオペ育児状態。
産後3カ月頃といえばおっぱいと赤ちゃんの授乳リズムが合ってきて授乳生活も軌道に乗る頃。
なのに、そんな時期から繰り返すおっぱいトラブル。
おっぱいは詰まりやすく週2回母乳外来に行ってケアするも、
ケアしたその日にしこりができたこともあり、
常に爆弾を抱えている状態が3カ月も続き、
おっぱいだけではなく体の問題も原因なのではという考えに至り、来院。
繰り返すおっぱいの詰まりに3時間ごとに目覚ましをセットしての夜間授乳、
昼間はかまってちゃんの赤ちゃんを抱っこし続けた体は、
ガチガチでかなりの疲労を溜め込んでいる状態。
そして姿勢は猫背で左に重心があり、
そのため右肩は前方に回っている状態でした。
まずは軽く骨盤の状態を整え、全身の血液循環を促すようにし
その後、右肩を引っ張る大胸筋や胸郭周辺を念入りケアーし1回目の施術を終えました。
2回目
2日後に来院した時、おっぱいの詰まりは出ず、
その他気になっていた左膝のいたみは半減し、
腰痛は和らいでいるが、
右に固定していた痛みが左右に出るようになっている。
施術は同じく、胸郭周辺をメインにして終える。
3回目
一週間後に来院する。
前回の施術後におっぱいの詰まりが出て、
その2日後に母乳外来へ行き溜まった母乳を抜いてもらっている。
それからの4日間は、大丈夫とのこと。
前回が2日後の来院だったので全身調整を軽く済ませて、
胸郭メインの施術をしたのだがそれがよくなかったかもしれません。
なので3回目の施術はこの方の疲労の蓄積を考慮して、
胸郭周辺だけではなく作りすぎた母乳が回収できるように
全身調整もしっかり行うようにしました。
今は、離乳食が進み、赤ちゃんの母乳を飲む量も減ったので溜まりやすくなったおっぱいを
母乳外来で2週間ごとにケアしてもらっています。
そして当院では引き続き全身調整をしつつ産後の緩みが強かった骨盤をしっかり安定させる
妊婦前からの体の癖にアプローチをし疲れにくい体づくりをしています。
繰り返すおっぱいトラブルには、全身調整!というのも必要なのかもしれませんね。
(個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません)
大阪・北摂・箕面、豊中 産後骨盤矯正・妊婦整体 専門整体院 岩永朋之整体サロン
利用者
30代女性 箕面市在住 産後6ヵ月
主なお悩み
産後3ヵ月から右の乳腺炎が頻発するようになった その他のお悩み
左首のつっぱり、肩コリ、背中の張り、腰痛、左膝の痛み 主な施術ポイント
産後の調整をするのにあたり、体にかかった負荷を知るため 分娩の様子を聞くようにしているのですが、
子宮口の開きが悪く、陣痛促進剤の助けを得て18時間に及ぶ出産で、
分娩後は自力で立てず、入院している間は腰が抜けそうな感じ、
それから1ヵ月は腰が不安定な状態が続いたそうです。
そんな中初めての育児は、実家が遠くてすぐには頼れない状態な上、
ご主人も出張が多くワンオペ育児状態。
産後3カ月頃といえばおっぱいと赤ちゃんの授乳リズムが合ってきて授乳生活も軌道に乗る頃。
なのに、そんな時期から繰り返すおっぱいトラブル。
おっぱいは詰まりやすく週2回母乳外来に行ってケアするも、
ケアしたその日にしこりができたこともあり、
常に爆弾を抱えている状態が3カ月も続き、
おっぱいだけではなく体の問題も原因なのではという考えに至り、来院。
施術の経過と内容
1回目 繰り返すおっぱいの詰まりに3時間ごとに目覚ましをセットしての夜間授乳、
昼間はかまってちゃんの赤ちゃんを抱っこし続けた体は、
ガチガチでかなりの疲労を溜め込んでいる状態。
そして姿勢は猫背で左に重心があり、
そのため右肩は前方に回っている状態でした。
まずは軽く骨盤の状態を整え、全身の血液循環を促すようにし
その後、右肩を引っ張る大胸筋や胸郭周辺を念入りケアーし1回目の施術を終えました。
2回目
2日後に来院した時、おっぱいの詰まりは出ず、
その他気になっていた左膝のいたみは半減し、
腰痛は和らいでいるが、
右に固定していた痛みが左右に出るようになっている。
施術は同じく、胸郭周辺をメインにして終える。
3回目
一週間後に来院する。
前回の施術後におっぱいの詰まりが出て、
その2日後に母乳外来へ行き溜まった母乳を抜いてもらっている。
それからの4日間は、大丈夫とのこと。
前回が2日後の来院だったので全身調整を軽く済ませて、
胸郭メインの施術をしたのだがそれがよくなかったかもしれません。
なので3回目の施術はこの方の疲労の蓄積を考慮して、
胸郭周辺だけではなく作りすぎた母乳が回収できるように
全身調整もしっかり行うようにしました。
考察
それ以後、2か月経ちますが右おっぱいの詰まりは出なくなりました。 今は、離乳食が進み、赤ちゃんの母乳を飲む量も減ったので溜まりやすくなったおっぱいを
母乳外来で2週間ごとにケアしてもらっています。
そして当院では引き続き全身調整をしつつ産後の緩みが強かった骨盤をしっかり安定させる
妊婦前からの体の癖にアプローチをし疲れにくい体づくりをしています。
繰り返すおっぱいトラブルには、全身調整!というのも必要なのかもしれませんね。
(個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません)
大阪・北摂・箕面、豊中 産後骨盤矯正・妊婦整体 専門整体院 岩永朋之整体サロン