症例紹介 カテゴリー
【症例】抱っこや鍋を持った時に痛む腱鞘炎
2017年9月29日 金曜日
箕面市在住、30代女性
産後に、抱っこや鍋を持ったりする時に強い手首の痛みを生じた。
そのうち治るだろうと様子を見ていたが、子供の体重は日に日に増えていき負担は増すが、
手首の痛みは一向に軽減しなかった為来院。
利用者
箕面市在住 30代女性
主症状
左手首の痛み
その他の症状
腰痛
肩こり
過去に受けていた施術
整体・カイロプラクティック
マサッージ
鍼治療
主な施術ポイント
循環改善
施術の経過と内容
1回目
手首は子供を抱っこしたり、鍋を持ったりする時の激痛
腰は朝一に激痛で10分程動けなくなる位
朝以外は症状出ない
内臓の調整など、身体の疲労を除去し循環を促す施術を行なう
2回目
3日後来院
母指の痛み変わらず
腰・肩は症状軽減
引き続き循環を促す施術を行なう
3回目
10日後来院
母指の痛みは変わらないが、可動域は向上
腰の痛みは消失
肩の痛みは残存
近位橈尺関節の調整
引き続き循環を促す施術を行なう
4回目
2週間後来院
母指の痛みは軽減。可動域は更に向上
肩の痛み変わらず
脊柱の硬さが出ていたので調整を行ない、セルフケアをお伝え
引き続き循環を促す施術、近位橈尺関節の調整を行なう
5回目～7回目
母指の痛みほぼ消失
日常生活で子供を抱っこしたりしても痛まなくなった
腰・肩の痛みも安定し気にならない程度に変化
考察
今回の症例は、産後で循環が戻り切っていない状態で
育児を行なって負担が掛かり、手首の痛みが生じたものと考えられた。
産後は、ホルモンの関係で関節が緩みやすく、筋力は低下しやすく、浮腫みが生じやすく、特に関節に負担をかけやすい。
そこで、循環を促す施術を行い浮腫みを排除し、緩みの強くなっていた前腕部分の関節は締めて、
逆に硬くなっていた脊柱などは緩める施術を行ったことによって手首・肩腰の症状改善に至ったと考えられる。
