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【症例】妊娠7ヶ月の恥骨痛が関節調整とセルフケアで緩和
2019年10月7日 月曜日
今回のケースは妊娠7ヶ月に入ったぐらいから動作始めに恥骨痛が出た症例です。そんな恥骨痛は施術で関節の動きを出すこと、お腹の張りを取ることに加え、日常生活で歩き方や冷えの対策を行ってもらった結果痛みが緩和されました。

利用者
女性 30代 箕面市在住
主症状
妊娠中(7ヶ月)の恥骨痛
その他の症状
肩こり
過去に受けていた施術
マッサージ
整体
主な施術ポイント
骨盤部の関節調整
お腹の張り
冷え対策
施術の経過と内容
1回目
フロントライン(恥骨の関与する)筋膜リリース。
お腹の張りを取るためのアプローチ。
骨盤部の関節を緩めるアプローチ。
骨盤底筋群の基礎とトレーニング指導。
2回目
1週間後
5日間ぐらいはかなり楽に過ごせた。
ペインスケール10→2
抱っこひもで坂を登ったり、長時間の歩行で痛みが出てきたとのこと。
前回と同じ施術方針に加え、腕の緊張、首の緊張を取るためのアプローチを追加。
3回目
1週間後
来られる当日まで痛みがほぼなく過ごせた。
当日は少し痛みを感じる。
前回と同じ施術方針に加え、循環を良くするためのアプローチを追加。
歩き方、冷え、ミネラルについて説明。
4回目
1週間後
かなり楽で日常生活で気にならなかった。
前回と同じ施術方針で進める。
5回目
1週間後
痛みはほぼなく過ごせた。
前回と同じ施術方針で進める。
6回目
2週間後
全く痛みないとのこと。
これからは3週間に1回のペースでメンテナスを行い出産までみていく方針。
考察
今回のケースは妊娠7カ月で来られた方の症例です。
今回の出産予定は2人目で1人目の出産後から恥骨痛があり、今回も痛みが続くのではないかと不安でマタニティから緩和、予防したいと思い来られた。
問診で聞いていくと
恥骨痛は朝ベットから起き上がるようなどの動作始めに痛みが出て、寝返りも痛みを感じる。
痛みの性質としては「ピキッ」と痛みを感じるとのこと。
身体を診ていくと
歪みなどのバランスが崩れている状態ではなかった。
しかし、骨盤部の関節がかなり固まっている状態であり、筋肉等もその影響で緊張しているため、恥骨に負荷がかかったと考えられる。
さらにお腹が張っており、恥骨に影響していると考えられました。
3回目に来られた際
再度検査、問診を行うと
朝が痛みやすい、よく歩くと痛みが出やすいといった結果から
「歩く」
・立ち姿勢をみるとお腹が大きくなっていることから仰け反っている姿勢だったため、負担がかかりやすい。
「朝痛い」
・循環低下によるもの。
冷え→クーラーによるもの。
その結果、腹巻きをしてもらい、寝る場所を変えたところ痛みがさらに軽減しました。
以上のことから
施術所において
関節部の固さや恥骨につながる筋膜の緊張が痛みの原因となっていたと考えられます。
さらに施術の効果をより持続させるため
普段の歩き方や冷えへの対策といった部分が痛みの緩和、持続につながったと考えます。
(個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません)
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