2023年5月24日 水曜日
妊娠中の足首の痛み
特に捻挫をした記憶もないが足首が痛くお困りの方へ
ほとんどの足首の痛みは問題なく改善することが可能です。
原因や解消法について以下で解説しています。
足首の何が痛んでいるのか?
ここでは・関節に炎症をきたす内科的疾患
・直近で明らかに足首を捻るような怪我をした
事が無い事を前提にお話しいたします。
足首の関節の周辺には
滑膜、関節包、靱帯、腱、筋膜がありその間を血管や神経、リンパ管が通過しています。
足首に痛みを感じる場合多くはこれらの組織が痛んでいることがほとんどです。 骨が痛いような感覚もあるかもしれませんが、よほどの外力で捻ったりぶつけたりしない限りは骨に問題がある可能性は低いと言えるでしょう。
妊娠中に足首が痛くなる原因は?

荷重の増加
妊娠中は胎児の重みを含めた体重の増加により足首への負荷が増えます。
立ち上がりなどの動作も増えるため足首の組織への負担が増加します。重心の変化
妊娠中は重心の位置とブレが大きくなります。
その変化が足首の一部分の組織に過剰な負担をかけ傷んでしまうことがあります。過去の捻挫
過去にした捻挫がスッキリ良くなってなかった場合に荷重が増えたり循環が悪悪なると痛みを発することもあります。 関節が硬かった・緩かった
足首や秋首周辺の関節の動きが元々硬い場合や逆に緩い場合は荷重が増えると余計に組織に負担がかかり痛みを発生することがあります。むくみ
妊娠中はむくみが起こりやすく、関節の圧力が変わったり不安定性の原因になることがあり痛みを発生させることがあります。ホルモン
妊娠中はホルモンバランスが通常時と変わります。ホルモンの影響は様々なことが考えられますが、炎症を抑える働きや筋肉や腱を滑らかに動かす作用のあるホルモンが減少したりしてると痛みの要因となることがあります。 妊娠中の足首の痛みを改善させるための施術
組織を整える専用施術
足首周辺の筋膜、靱帯、腱、関節包などの
組織の変性を整える施術を行います。それぞれの組織には特性があるため、適切な施術を行わなければ綺麗に痛みが取り除けません。
組織をしっかりと元通りに戻さなければ、サポーターやテーピングをしても、電気を当てたりマッサージをしても 一時的には良くなってもすぐに戻ってしまいます。
また自然に消失してもほとんどの場合再発してしまいます。
ですからまずは変性してしまった組織を出来るだけ元通りに戻す施術が必要です。
重心・姿勢を整える
妊娠中は必ず姿勢の変化が起こります。必要以上に足首に負荷をかけるような状態になっていれば
姿勢の崩れを修正する施術を行います。循環の改善
血液やリンパ系の循環を促す施術を行い足首が正常に動く状態を作ります。最後に
足首の痛みはスッキリ解消することが可能です。ただ出来るだけ早く治しておかれることをおすすめいたします。
理由1:他の部分に影響が出る
足首の痛みがあると歩行時に必ず”かばう”動作が入ります。 そのことで腰や膝など他の部分の痛みになることがあります。
また期間が長いと足首の痛みが治った後も歩行の癖が残っってしまう可能性があります。
理由2:組織の変性が進む
問題のある組織の状態がどんどん悪化してしまいます。 悪化すればするほど改善に時間がかかります。
実際、痛みだしてからそれ程期間が経っていない症状は数回で治りますが、期間が経っているものはやはり回数がかかってしまいます。
このような理由以外にも痛みそのものがストレスにもなってしまいます。
足首が痛みだし、1週間以上たっているようでしたら お早めにご相談ください。
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