症例紹介 カテゴリー
【症例】産後うつと診断されて女性の改善までの経過
2017年10月8日 日曜日
産後うつとなり外に出ることも難しくなった状態でした。遠い実家に帰って子供を見せることさえもできなかったが無事に実家に帰ることができるまで改善した方の症例です。産後の疲労やホルモンバランスそして精神的不安により自律神経のバランスが崩れてしまいます。
利用者
女性 30代 箕面市在住
主症状
肩、首、腰の痛みやだるさ
精神不安
その他の症状
特になし
過去に受けていた施術
マッサージ
整体
カイロ
主な施術ポイント
頭蓋骨調整
自律神経へのアプローチ
内臓調整
反り腰へのアプローチ
施術の経過と内容
1回目
まず体の機能的にはかなり弱く機能していなかったので脳脊髄液など体液の循環をメインに施術。
内臓調整を行い内臓だけに血液が回らないよう施術。
骨格的には反り腰がありこれが腰の痛みや全体のバランス、内臓の緊張を出していると考え施術。
マッサージをされていなのにかなり体が軽くなったことを実感して終了。
2回目
5日後 少しだるさが出たとのこと。
精神不安でいつも気になっていたことが楽になったとのこと。
体の刺激量にかなり配慮しながら前回と同じ方針で施術を進める。
3回目
1週間後
全体的にかなり楽に。
精神不安も落ち着いているとの事。
前回と同じ方針で進める。
4回目
1週間後
かなり楽に。
前回の施術方針に加え自律神経節がある部位への直接アプローチ。
産後のトレーニングと立ち方を指導。
5回目
10日後 ほぼほぼ何もなくなったとの事。
前回と同じ方針で進める。
実家に帰れる状態にもなったので実家に帰られるとの事。
考察
今回のケースではまず精神不安がかなりの問題を起こしてそれが体の回復機能を悪くしていたと思われます。実際病院で産後うつと診断されているぐらい精神的にも肉体的にも限界な状態だったと思います。
精神的に原因があるとまず自律神経は乱れます。
すると体の循環力や内臓の機能も落ちます。
それが悪循環となり今に至ったのではないかと思われます。
初診時はまず頭に血が上っているような感じでもあったので頭蓋骨調整で脳の体液の循環を促しました。
また、内臓全体もかなりガチガチになっており、体は内臓の働きを促すために血液を集中させている状態でした。
これを除去するため内臓全体の調整を行いました。
骨格的には反り腰が気になりました。
筋骨格的にも内臓への負担的にも整えた方が良いと思い初診時に整えました。
しかしこれがオーバードーゼとなり施術後だるさが出たのだと思われます。
2回目以降はオーバードーゼにならないよう体の緊張などに配慮しながら行うと緩み過ぎ、固過ぎずの状態を保てるようになり良くなっていたのだと思われます。
