今回の症例は長時間の抱っこや抱きかかえる時に腰に不調や不安感が出るという状態でした。施術で骨盤の固さを取ること、骨盤を締めることで安定性が高まり改善された症例です。骨盤の固さを取ってから締めるという順序もポイントでした。



女性 20代 箕面市在住


腰痛
尿もれ


産後骨盤矯正


整体
接骨院


骨盤部の関節へのアプローチ。
骨盤締めることで安定性を高める。


1回目
重心の調整。
反り腰へのアプローチ。
脊柱の可能性や柔軟性へのアプローチ。
2回目
1週間後
特に大きな変化なし。

前回と同じ施術に加え、骨盤の関節へのアプローチをメインに施術。

骨盤底筋群についての説明とトレーニングを指導。

3回目
1週間後
少しずつ楽になっているが、長時間の抱っこは少し怖い。
しかし、痛みは初回ほど出ずに育児が出来ているとのこと。

前回と同じ施術方針で進める。

前回の骨盤底筋群のトレーニングよりもより負荷をかけた内容を指導。

4回目
1週間後
かなり楽になっているが、まだ不安感は残る。

前回と同じ施術方針で進める。

立ち方を指導。

5回目
1週間後
前回と同じく変化はない。

前回までと同じ施術方針で進める。
さらにくびれを作るためのアプローチと骨盤を締めるためのアプローチを追加し、その内容を重点的に施術。

6回目
1週間後
かなり楽になって、不安感もかなりまし。
尿漏れも全く出てなく、骨盤周りもスッキリして産前に戻っているとのこと。
しかし、お腹（下腹部）が気になる。

前回と同じく、くびれと骨盤を締めるところを重点的に施術。
それに加え、股関節の内側の筋肉や筋膜へのアプローチを追加。

下腹部に効くトレーニングと立ち方を指導。

7回目
2週間後
産前の一番いい状態に戻ったとのこと。

前回と同じ施術に加え、骨盤部の関節の固さを除去、反り腰へのアプローチ。

これからはメンテナンスのためさらに期間空けながら、今の状態がキープ出来ているかをみていく方針。


今回のケースは産後2カ月で来られた症例です。

今回の出産は一人目で出産前から慢性的に腰の痛みがあり、一度ギックリ腰にもなっていることから産後特に不安と痛みに悩んでいる症例です。

問診で聞いていくと
腰の痛みに関しては安静にしていると痛みが出ないが、抱っこをしている時と抱き上げる時に痛みと不安感がある。
痛みや不安感に関しての左右差は特になし。


尿漏れについてはくしゃみの時にだけ気になる。


骨盤に関してはズボンがはけないのではけるように戻りたいとのことでした。


身体を診ていくと
抱っこの影響で重心の位置に左右差が出ており、抱きかかえるようにして抱っこしているため反り腰になっている状態。


その影響に伴って、
①骨盤の関節部分が前方に引っ張られた状態が続き、固くなっているのが一点。
②骨盤底筋群は伸張されているため骨盤がグラグラしている状態。
これらが不安感を強くさせ、痛みを出ていたと考えられます。


尿漏れに関しても骨盤底筋群の伸張があるために収縮力が弱くなっており、急激にくしゃみなどの圧力がかかると締めきれず、症状が出ていたと考えてます。


身体を診た状態が産後ではありましが、
問診での産前から慢性的に腰痛があった原因も
反り腰があったからではないかと考えられます。


それは問診で姿勢について説明すると
以前から反り腰だと自覚がありました。


施術で骨盤に負担がかからない方に矯正し、筋緊張を取ることで一番安定するポジションを作りました。
さらに自宅での骨盤底筋群のトレーニングで伸張されていた筋肉が引き締まることで骨盤の中から安定させることが出来ました。


最後に骨盤を締めるアプローチがよりグラグラしていた骨盤を安定されることが出来、痛みや不安感が解消されたと考えます。


（個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません）

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