【症例】産後4か月経って尿漏れ、恥骨の痛み|吹田市の女性

尿もれ
肩こり
頭痛
恥骨への直接アプローチ
骨盤底筋群へのアプローチ
【1回目】
体力を上げるために体のバランスを整え循環力をあげる。
恥骨、尿漏れに対して直接恥骨、仙結節靭帯、骨盤底筋群にアプローチ。
施術後の検査で可動域、筋力テストにかなりの反応がみられてた。
立ち方や座り方の指導をして終了。
【2回目】
3日後来院。
恥骨痛ほぼ痛み消失。
尿漏れもなかったが違和感は感じる。
体も楽で軽かった。(肩凝り、仙腸関節付近の痛み)
変化がみられたので前回と同じ治療方針で進める。
施術後当院の産後セルフケア指導。
【3回目】
1週間後来院。
日常生活では痛みはないが、抱っこしてると違和感を感じる。
前回までの治療方針で進める。
【4回目】
1週間後来院。
5日感はほぼ症状消失。
しかし、6日目ぐらいから違和感出現。
状態変化はみられ、再検査を行っても特に動きの悪いところがみえなかったので同じ治療方針で進める。
【5回目】
1週間後来院。
この1週間症状がなく、体がかなり楽だった。
また、趣味で体を動かしていて前まではその後にしんどくなっていたが、この1週間体を動かしても特にしんどさも感じず楽に過ごせたとの事。
治療方針は変えずに進める。
変化がよりみえたので1度2週間様子を見たいので2週間後来院指導。
【6回目】
2週間後来院。
1週間は楽に過ごせたが、その後は少しずつしんどさを感じ、12日目ぐらいから恥骨に痛みを感じた。
しかし、来院当日は恥骨の痛みは消失。
2週間空けてみたので、体の検査を再度行ったが、動きの悪いところや歪みの大きな変化はみられなかってので、治療方針は変えずに進める。
痛みの出現はあったが、その痛みが寝たら改善されているので通院指導は前回と同じく2週間に1回。
【7回目】
2週間後来院。
2週間痛みもなく、調子は良かった。
しかし、来院3日前ぐらいに風邪を引いて肩凝り、頚部痛、頭痛がひどい状態で来院。
前回までの治療方針の中で循環力だけ重点を置いて治療。
施術後肩凝り、頚部痛は楽に。
頭痛は少し残る。
【8回目】
2週間後来院。
前回の肩凝り、頚部痛、頭痛は軽減 。
腰痛や恥骨も症状の出現はなく過ごす事ができたが、全身の疲労がかなり溜まっているとの事。
検査を行った結果、膝の動きの制限と仙腸関節の動きの制限があり固まっていたのでそこの動きを出すようにアプローチ。
【9回目】
2週間後来院。
痛みは特に出現なく、検査を行っても動きの制限もない状態。
しかし、全身の疲労がかなり強い状態であり本人の自覚もあり。
動きの制限、痛みがなかったので全身の循環力を補う施術。
かなり疲労が溜まっていたので1週間後来院指導。
【10回目】
1週間後来院。
体は楽になったけど、1日だけ頭痛出現。
でも、来院当日は頭痛なし。
疲労がとれていて、動きの制限もなかったので、骨盤を締める方向に治療方針を変更。
施術後かなり良い反応がみられたため、3週間後に来院指導。
【11回目】
3週間後来院。
全体的にまし。
特に痛むことはなく、頭痛もなかったとの事。
疲労は溜まっていると自覚。
前回と同じく骨盤を締める治療に加え、肋椎の硬さと骨盤底筋群に反応がみえたのでそこにもアプローチ。
施術後骨盤を締めるセルフケア指導。
3週間症状はなかったけど、不安と感じるため、2週間に1回に戻す。
【12回目】
2週間後来院。
頭痛出現、肩凝り、首の張りもある状態。
検査で体のバランスが少し崩れていたのでバランス調整と循環力を整える。
また、前回と同じく骨盤を締める治療、肋椎の硬さがあったので施術。
最後に骨盤底筋群の筋力テストに若干の弱さを感じたため、骨盤底筋群にもアプローチ。
断乳と骨盤の関係について説明。
【13回目】
2週間後来院。
頭痛や肩凝り、首の張りはない。
旅行に行って腰が痛くなりかけたけど、寝たら何もなく、他の部位も痛くなるなどの症状はなかった。
骨盤を締める方向での治療に加え、股関節の動きをとる施術。
肋椎の硬さが少しあったので除去。
骨盤の締まりは良好。
疲労による硬さではなく、しっかり締まってきている硬さと判断。
【14回目】
2週間後来院。
痛みを感じることなく過ごせた。
しかし、疲労は溜まっていると自覚。
骨盤の締まりは良好。
前回までの治療方針で進める。
施術後寝返りについての説明。
メインとなる尿漏れは骨盤底筋群の神経伝達が上手く働かない部分と少し筋力の低下によるものだと思われます。
筋力の増強は当院のセルフケアで改善しました。
神経伝達は直接アプローチをかけると施術後すぐに変化がみえ数回で改善されました。
恥骨痛は骨盤の歪みの影響で負担がかかっていたと思われます。
施術後に改善はみえたが、抱っこなどが長時間続いてまた、歪みが出ると違和感などの症状が出てきました。
骨盤の歪みが安定し締める治療方針に進めていくと歪みが起こりにくくなり、症状は安定していったと思われます。
今回も筋肉や歪みを整えて、動きの悪い部分をアプローチをかけて良くなったと書きましたが、最初に全体のバランスや循環を整えることは不可欠です。
最初に全体のバランスなどを調整しておかなければ、例え骨盤だけの歪みを整えても状態は良くなりにくいです。
当院では局所もみますが、全身のバランスもしっかりみます。
全身の歪みやバランス、骨盤だけ以外の部分も気になる方は特にご連絡ください。
(個人の症例です)