【症例】産後から悩まされている左腰の痛みと両膝の痛み|箕面市女性
左の臀部から太ももにかけて重だるさ
両膝の痛み(かがむ時)
猫背
膝関節の動き
1回目
体全体のバランスを整える治療。
歪みや歪みによっての筋緊張を除去。
肋椎の固さ除去と肋椎と肩、腰の痛みとの関連性を説明。
膝は初診時には直接アプローチかけずに終了。
2回目
3日後来院。
腰、膝の痛みがペインスケール10→0に。
しかし、検査では膝関節の固さ、骨盤の固さ、肋椎の固さが目立つ。
前回の治療に加え、膝へのアプローチ追加。
治療後体の状態を診て骨盤を締めるための治療方針に早く移行できそうだと説明。
3回目
1週間後来院。
前回は膝の痛みが無かったが、今回は出現。
腰の痛みは全く感じなかったとの事。
しかし、痛みの度合いは最初に比べるとかなりまし。
前回の治療方針で進める。
治療後に産後トレーニングを指導。
4回目
10日後来院。
腰の痛みは前回と同じく感じない。
しかし、膝も変わらず痛む日があったとの事。
前回と同じ治療方針。
また、肩甲骨の動きに対してアプローチ。
5回目
8日後来院。
腰、膝の痛みは感じなかった。
右の腹斜筋部に痛みが時々あった。
痛みの軽減があり、座っている状態での検査だと歪みも強く感じなかったが、治療をしている中で歪みや動きの悪いところや固くなっているところがあったので調整。
検査時では今日から治療方針を変えて締めていく予定だったが、歪みなどを調整して次回締めれると説明。
また、今回の腹斜筋部の痛みは歪みによっておこった一過性の痛みと判断し説明。
6回目
1週間後来院。
腰、膝、前回から痛みが出現した腹斜筋部の痛みが無かったとのこと。
前回と同じアプローチ方法に加え、骨盤を締める治療で進める。
検査時に足と腰との関連する部位に左右差がみられたため、調整。
骨盤を締める為のセルフケア指導、また体の全体のバランス、症状が安定してきている為、2週間に1回の来院指導。
今回ケースでは、全体のバランスが崩れ、崩れた事によって歪みも生じて部分的に負担がかかったため、痛みが出現したと思われます。
1回目バランスを整えると痛みは軽減し、筋肉の緊張状態にも変化が出ました。
その中で痛みを訴えていなかった違う部位の固さや動きの悪さが目立つようになりました。
固さや動きの悪い部分を調整していくと、また違うところに固さ、動きの悪さや痛みを感じるようになった部位も出現しましたが、毎回検査を行い調整していく、本来訴えていた部位はもちろん、他の部位の症状も消えました。
毎回違うところに動きなど悪い部位が変わっていったのはバランスを崩して筋緊張が強くなっていたところが緩んだ影響で普段あまり機能していなかったところに負担がかかって出たと思われます。
しかし、本来はそこにある程度の刺激を与えないといけないので、そのバランスに慣れると痛みはもちろん、動きなどもスムーズになったと思われます。
当院では痛いと訴えている部位もみますが、しっかり全身を診て調整させて頂きます。
(個人の症例です)