2018年4月13日 金曜日
産後骨盤矯正はいつまで効果的か?
「産後の骨盤矯正はいつまで効果的かですか?」
よくお問い合わせいただく内容です。「産後骨盤を整えるのは6ヶ月までと聞いた。」
「産後5年以上経つが産後からの不調が続いている」
こういった場合もう手遅れなのでしょうか?実際の症例などを元にこのご質問にお答えしていきたいと思います。
結論:産後の骨盤矯正開始のタイミングは早ければベストだが何年経っても効果的
結論から申し上げると産後骨盤矯正は早ければ早い方がいいのですが、何年経っていてもそれなりの効果は見込めます。
逆に捉えるとそれだけ改善するべき場所があるともいえます。
もちろん何を目的にするかにもよりますが将来的なことを考えてもしっかりと整えておく事は必須と言えるでしょう。
産後いつから骨盤矯正を受けられるのか? ←についてははこちらの記事をご覧ください
体状態を知る事で手遅れなのか、まだまだ改善の見込みがあるのかを判断することにも繋がります。
勿論、分娩方法や体力など個人差によりますが産後の骨盤はかなりのダメージを受けています。
妊娠中よりスペースの確保や分娩を少しでもスムーズにするために関節が緩みます。
これらはホルモンが作用すると言われています。
さらに分娩により、恥骨結合(骨盤の前のつながり)や仙腸関節(骨盤の後ろのつながり2箇所)に圧力がかかり引き伸ばされるような状態になります。
この辺りの度合いは文献によって異なりますが恥骨結合結合などは平均で9mmほど広がるとも言われています。
実際の臨床でもやはり産後直後というのは骨盤に緩さを確認することができます。
また骨盤底筋群と呼ばれる骨盤の底にある重要な筋肉も1.5~3.3倍ほど引き伸ばされるようです。
また骨盤の左右差つまり歪みを計測した研究も報告されています。
つまり、妊娠、分娩によって骨盤は確実に何かしらの変化をすると結論づけられると思います。
この固まる時期ですが緩み度合いや回復力などでかなりの個人差があります。
早い人では1ヶ月ほどで固定化していきます。
逆に1年2年経ってもゆるさが残存している人もおられます。
では放っておいていいのでしょうか?
確かに特にトラブルもなく早期(1ヶ月程度)で骨盤が安定し見た目の問題もない方はある程度放っておいても特に問題は起こらないかもしれません。
ただし、緩んだ骨盤は左右差や緩みがあることは最近の研究でも確認されています。
また緩みの左右差によって疼痛の有無の優位性も確認されています。
つまり見た目の問題だけでなく痛みなどの問題を引き起こす要因になります。
ですからほとんどの場合は放っておかずにしっかりと対策を取った方がいいと言えるでしょう。
それは『早ければ早い方がベスト』
捻挫をイメージしてみてください。
捻挫などの怪我もできるだけ早く処置した方が良さそうなのはイメージできますよね?
放っておくと後から問題が起こってきます。
骨盤も同じで早ければ早いほど正しい状態に戻しやすいのは確かです。
この根拠はどこなのかは不明ですが
例えば、アキレス腱を断裂し手術せずに固定だけで治した場合引っ付くのに約6ヶ月かかります。
断裂ほどの損傷で6ヶ月です。
骨盤で言うと恥骨結合結合離開を起こしている場合は6ヶ月ぐらいかかります。
しかしほとんどの場合はそれ以下の状態ですので固まるまでの期間はもう少し短いと言えるでしょう。
私の経験では1ヶ月〜3ヶ月ぐらいが平均かと思います。
そう思われたあなたは最後までしっかりとみてください。
結論から言うと「出来る事はまだまだあるので安心してください。」
また将来の事を考えてもやっておくべきと言えるでしょう。
上記してきたように確かに早く骨盤ケアした方がベストでしょう。
妊娠や分娩で緩んだ骨盤はほどんどの場合時間が経過すると固まっています。
しかし、骨盤自体の変化はmm単位ですので
美容面の問題などは骨盤以外の場所を整えることで解決することができます。
また産後は骨盤が注目されがちですが骨盤以外の部分も非常に重要で体の痛みなどの問題にしても美容上の問題にしても実は骨盤以外の部分が大きく関わっています。
次項では産後の骨盤以外に改善すべきポイントをご説明いたします。
骨盤と股関節の関係
骨盤と背骨の関係
肋骨
肩の位置
首の角度
足の捻れ
呼吸
神経の働き
骨盤底筋群などの筋力の低下
栄養
etc
ざっと上げてもこれぐらい。
もし何かしらの不調を感じていたり、何をやっても体型や体重が変わらないと言う方はこららの問題があるかもしれません。
また今不調がなくても将来的に不調が出てくる可能性はあると言えるでしょう。
産後の骨盤矯正はいつまで効果があるのか?
も1年以上経ったから効果はないのか?
確かに「早ければ早い方がベスト」であることは正直間違いありません。
しかし、まだまだ出来ることもあるしやっておくべきこともたくさんあります
妊娠、出産、育児で体の変化は確実に起こっています。それに加え育児や日常生活でさらにバランスの崩れは起こってきます。
今不調がある方、体型で悩んでいる方は勿論
将来に不安を残さないためにも産後骨盤矯正や整体は時間が経過していても受けておいたほうがいいと言えるでしょう。
※設定によっては音声が流れます。
よくお問い合わせいただく内容です。「産後骨盤を整えるのは6ヶ月までと聞いた。」
「産後5年以上経つが産後からの不調が続いている」
こういった場合もう手遅れなのでしょうか?実際の症例などを元にこのご質問にお答えしていきたいと思います。
Contents
産後骨盤矯正はいつまで効果的?もう手遅れ?
結論:産後の骨盤矯正開始のタイミングは早ければベストだが何年経っても効果的
結論から申し上げると産後骨盤矯正は早ければ早い方がいいのですが、何年経っていてもそれなりの効果は見込めます。
逆に捉えるとそれだけ改善するべき場所があるともいえます。
もちろん何を目的にするかにもよりますが将来的なことを考えてもしっかりと整えておく事は必須と言えるでしょう。
産後いつから骨盤矯正を受けられるのか? ←についてははこちらの記事をご覧ください
産後の体について理解するところから始めましょう
まずは産後の体の状態を正しく知ることが産後の骨盤矯正の効果を理解する上で重要です。体状態を知る事で手遅れなのか、まだまだ改善の見込みがあるのかを判断することにも繋がります。
産後の骨盤はどうなっているのか?
産後の骨盤の状態は今ひとつ解明されていないところも多かったのですが最近では研究が進み論文などもかなりの数が発表されるようになりました。勿論、分娩方法や体力など個人差によりますが産後の骨盤はかなりのダメージを受けています。
妊娠中よりスペースの確保や分娩を少しでもスムーズにするために関節が緩みます。
これらはホルモンが作用すると言われています。
さらに分娩により、恥骨結合(骨盤の前のつながり)や仙腸関節(骨盤の後ろのつながり2箇所)に圧力がかかり引き伸ばされるような状態になります。
この辺りの度合いは文献によって異なりますが恥骨結合結合などは平均で9mmほど広がるとも言われています。
実際の臨床でもやはり産後直後というのは骨盤に緩さを確認することができます。
また骨盤底筋群と呼ばれる骨盤の底にある重要な筋肉も1.5~3.3倍ほど引き伸ばされるようです。
また骨盤の左右差つまり歪みを計測した研究も報告されています。
つまり、妊娠、分娩によって骨盤は確実に何かしらの変化をすると結論づけられると思います。
産後の骨盤の回復
産後の骨盤はもう緩んでいる必要はないので徐々に固まり出します。この固まる時期ですが緩み度合いや回復力などでかなりの個人差があります。
早い人では1ヶ月ほどで固定化していきます。
逆に1年2年経ってもゆるさが残存している人もおられます。
放っておいてもいいのか?
緩んだ骨盤はほとんどの場合自然に固まろうとします。では放っておいていいのでしょうか?
確かに特にトラブルもなく早期(1ヶ月程度)で骨盤が安定し見た目の問題もない方はある程度放っておいても特に問題は起こらないかもしれません。
ただし、緩んだ骨盤は左右差や緩みがあることは最近の研究でも確認されています。
また緩みの左右差によって疼痛の有無の優位性も確認されています。
つまり見た目の問題だけでなく痛みなどの問題を引き起こす要因になります。
ですからほとんどの場合は放っておかずにしっかりと対策を取った方がいいと言えるでしょう。
産後の骨盤矯正を受けるべきベストな時期(タイミング)
では産後の骨盤矯正を受けるベストなタイミングはいつなのか?それは『早ければ早い方がベスト』
捻挫をイメージしてみてください。
捻挫などの怪我もできるだけ早く処置した方が良さそうなのはイメージできますよね?
放っておくと後から問題が起こってきます。
骨盤も同じで早ければ早いほど正しい状態に戻しやすいのは確かです。
6ヶ月まで?
よくインターネットの記事などで「産後の骨盤矯正は6ヶ月まで」というのを目にします。この根拠はどこなのかは不明ですが
例えば、アキレス腱を断裂し手術せずに固定だけで治した場合引っ付くのに約6ヶ月かかります。
断裂ほどの損傷で6ヶ月です。
骨盤で言うと恥骨結合結合離開を起こしている場合は6ヶ月ぐらいかかります。
しかしほとんどの場合はそれ以下の状態ですので固まるまでの期間はもう少し短いと言えるでしょう。
私の経験では1ヶ月〜3ヶ月ぐらいが平均かと思います。
産後1年経ってしまった!もう手遅れなのか?(ここ重要!)
「ではもう1年以上たった私は手遅れなのか?」そう思われたあなたは最後までしっかりとみてください。
結論から言うと「出来る事はまだまだあるので安心してください。」
また将来の事を考えてもやっておくべきと言えるでしょう。
上記してきたように確かに早く骨盤ケアした方がベストでしょう。
妊娠や分娩で緩んだ骨盤はほどんどの場合時間が経過すると固まっています。
しかし、骨盤自体の変化はmm単位ですので
美容面の問題などは骨盤以外の場所を整えることで解決することができます。
また産後は骨盤が注目されがちですが骨盤以外の部分も非常に重要で体の痛みなどの問題にしても美容上の問題にしても実は骨盤以外の部分が大きく関わっています。
次項では産後の骨盤以外に改善すべきポイントをご説明いたします。
産後、時間が経っても整えておくべき場所
全体の姿勢バランス骨盤と股関節の関係
骨盤と背骨の関係
肋骨
肩の位置
首の角度
足の捻れ
呼吸
神経の働き
骨盤底筋群などの筋力の低下
栄養
etc
ざっと上げてもこれぐらい。
もし何かしらの不調を感じていたり、何をやっても体型や体重が変わらないと言う方はこららの問題があるかもしれません。
また今不調がなくても将来的に不調が出てくる可能性はあると言えるでしょう。
実際の改善例
実際に産後すぐに骨盤矯正に通えなかった方の体験談をご覧ください。・産後8ヶ月から通いましたが効果を実感しました!
・産後時間が経ってからの施術でしたが、数回で悩みが緩和しました
・産後しばらく経って受けました。すぐ良くなったので、もっと早く受ければよかったと思いました。
産後骨盤矯正はいつまで効果的まのか?(まとめ)
産後の骨盤矯正はいつまで効果があるのか?
も1年以上経ったから効果はないのか?
確かに「早ければ早い方がベスト」であることは正直間違いありません。
しかし、まだまだ出来ることもあるしやっておくべきこともたくさんあります
妊娠、出産、育児で体の変化は確実に起こっています。それに加え育児や日常生活でさらにバランスの崩れは起こってきます。
今不調がある方、体型で悩んでいる方は勿論
将来に不安を残さないためにも産後骨盤矯正や整体は時間が経過していても受けておいたほうがいいと言えるでしょう。
詳しくは動画で解説しています
※設定によっては音声が流れます。