2025年1月16日 木曜日
産後の尾骨痛
産後、尾骨が痛く育児がままならない方へ
産後の尾骨痛。産婦人科や整形外科で相談しても「産後だから仕方がないと」言われた・・・
尾骨痛はきっちりと施術することで回復するまでの期間を大幅に短縮する事が可能です。 尾骨痛にはパターンがありそれらをしっかり見分ける事が早期改善への近道になります。
尾骨痛は時間の経過と共に痛みは減少してきますが 何年経ってもなんとなく痛みが残存するケースや他の部分に影響が出てくることもあります。
骨盤と同じくきっちり改善しておくことを強くお勧めします。
尾骨(尾てい骨)の場所を確認
尾骨が痛いと訴えられていても実際には尾骨ではなく仙骨の場合や恥骨と間違えている方もおられます。 まずは痛んでいるのが尾骨か確認してください。
尾てい骨とよく呼ばれますが正式には尾骨(尾骨)や尾椎と呼びます。
おしりの真ん中の硬い骨(仙骨)を下方に辿っていき一番下の肛門のすぐ後ろにあるのが尾骨です。
産後の尾骨痛の症状
何が痛んでいるのか?
尾骨が骨折していることもありますし、尾骨周辺の組織や尾骨に付着する筋肉が痛んでいるケースがあります。尾骨痛のパターンによって痛む組織も変わります。
尾骨痛の3つのパターン
①妊娠中から痛かったパターン②分娩直後に痛くなったパターン
③産後しばらくしてから痛くなるパターン
①妊娠中から痛かったパターン
妊娠中はホルモンの影響により尾骨周辺も緩んでいます。そこに胎児や羊水などの重みがかかります。
その重みに耐えられない場合や座り方や使い方に左右差がある場合に尾骨に痛みが出現します。 その痛みが産後にも残ることがあります。②分娩で損傷するパターン
経膣分娩の場合に胎児の頭が尾骨に衝突し骨折や周辺組織を損傷するパターンや骨盤底筋群により尾骨が引っ張られ損傷するパターンがあります。③産後しばらくしてから尾骨が痛んでくるパターン
分娩後は特に問題がなかったが1ヶ月ほどした暗いから尾骨が痛んでくることがあります。
これは産後の座り方などにより尾骨周辺組織に負担がかかったか捻れが起こった可能性があります。尾骨痛の治療法
ほとんどの場合産婦人科や整形外科で相談されるケースが多いかと思いますが「産後は仕方ありませんね、骨折している可能性もありますがどちらにしても、日にち薬ですね・・・』
このように、基本的には安静にし便座クッションなどを利用して経過観察をすることがほとんどです。
当サロンでの施術
尾骨のねじれやポジションを調整ほとんどのケースで尾骨の位置がズレてしまっています。位置のズレを正すだけでも大幅に疼痛が減少します。
逆にズレたまま安静にしていても疼痛が残存する可能性があります。
周辺組織の調整
周辺組織も必ず傷んでいます。その傷んだ組織を元に戻すための施術や機能回復のための訓練を行います。
産後の尾骨痛を放っておいてはいけない理由
産後の尾骨痛を経過観察で放っておくと強い痛みは引いてくるかもしれません。 しかし、捻れたまま固まることによって何となくずっと痛みが続くことがあります。また、尾骨には多数の筋肉が付着します。
骨盤を支える筋肉も付着するため捻れがあることで筋肉が本来の働きをできない事があります。 その結果、尿もれや便失禁、ガス漏れ、お湯漏れなどが改善しないことがあります。
そうならないためにもキッチリ整えておく必要があります。

最後に・・・
尾骨が痛くこのままだったらどうしよう・・・と不安になられているかもしれません。
場所が場所だけに相談しにくいかもしれません。
しかし、キッチリとケアすればスッキリ解消するので安心してください。
男性には相談しにくい場合は女性の施術スタッフも在籍していますのでご希望をお伝えください。
痛みをかばって生活していると他の部分にも影響が出てきます。 また産後は組織が緩い状態がしばらく続きます。 そのタイミングは治す上では逆にチャンスなのです。
その時期を過ぎると固まり始めます。
できるだけタイミングは早い方が改善スピードも早いです。
悩まれいるようでしたらまずはご相談ください。