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悩み別解説
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産後の尾骨(尾てい骨)の痛みの治療

2017年7月19日 水曜日
産後、尾骨が痛い。妊娠中からの尾骨の痛みがひどくなった。産婦人科や整形外科で相談しても「産後だから仕方がないと」言われた・・・だけど毎日の生活が辛いから早く改善したい。その尾骨痛にもパターンがあります。あなたの尾骨痛はどのパターンでしょうか?妊娠中から痛くなった。分娩直後に痛くなった。産後しばらくしてから痛くなった。それぞれのパターン別に原因と解決法を解説していきましょう・・・

当てはまりませんか?

産後の尾骨痛

産後お尻が痛い・・・
座っていると痛い
動き出しで痛い
排便の時に痛い
くしゃみで響く
仰向けで寝るのも辛い

産後尾骨(尾てい骨)の痛みは割と見られる症状です。
特に経膣分娩の場合はあれほどの圧力がかかったわけですもんね。

それは痛くなっても不思議ではありません。

では産前産後のケア専門の整体師の目線で尾骨痛(尾てい骨)の痛みについて解説していきましょう。



そもそも尾骨(尾てい骨)の場所は?

尾骨

尾てい骨とよく呼ばれますが正式には尾骨(尾骨)や尾椎と言われます。
よく尾てい骨が痛いと相談に来られる方の中に尾骨より上の仙骨を指される方もおられますので
まず場所を確認しましょう。



なぜ痛くなるのか?

尾骨痛には3つのパターンが 尾骨痛には大きく分けて3つのパターンがあります

①妊娠中から痛かったパターン
②分娩直後に痛くなったパターン
③産後しばらくしてから痛くなるパターン

ではそれぞれのパターンで痛む原因を考えていきましょう

①妊娠中から痛かったパターン
胎児の重みによる負荷、姿勢の崩れによる歪み(特に反り腰)、リラキシン(ホルモン)の影響

骨盤底筋群の不活性(硬い、弱い) などの影響が考えられます。

つまりわかりやすく伝えると今までと違う負荷がかかりそれらを支えるのがきつくなり痛みが出ているということですね。

これらの痛みは切迫早産のサインになっていることもあるので注意が必要ですね。

②分娩直後に痛くなったパターン
尾骨は通常分娩の際、赤ちゃんの顔の部分が通ります。

その時に、赤ちゃんの前頭部でグイッっと押されるのです。

尾骨にはやや可動性があるのでその圧力に伴って動きます。

その時に捻れや過度の伸展が起こり痛めてしまうケース。

この時も骨盤底筋群や靭帯などの不活性化は影響を与えると思われます。

③産後しばらくしてから痛むパターン
実はこのケースもしばしば見られます。

分娩で多少の負担はかかっていたとは想像できますが、

尾骨にダイレクトに負担がかかったというよりは骨盤底筋群への負担が強かったと思われます。

また産後の過ごし方、座り方や抱っこの仕方、姿勢などの影響もあるでしょう。



どこが?何が傷んでいるのか?

これは負傷パターンによっても違います。

尾骨=尾椎自体が傷んでいるパターンもありますし尾椎と仙椎との間に問題が起こっているパターンもあります。

骨折と診断される場合もあります。

尾椎や仙椎ではなく周辺の靭帯や骨盤底筋群が傷んで尾骨周辺に問題が起こっているパターンもあります。



治療法・改善方法は?

ほとんどの場合産婦人科や整形外科で相談されるケースが多いかと思いますが

「産後は仕方ありませんね、骨折している可能性もありますがどちらにしても、日にち薬ですね・・・』 なんて指示を受けることでしょう。

骨折と診断された場合は基本的には保存療法つまり安静という方法がとられます。

しかし私の経験からお話しすると骨折と診断された場合もしっかりと捻れや位置を整復しておくことで

圧倒的に治りが早く結果もよくなります。

骨折以外の場合は 尾骨や仙骨の位置を微調整し靭帯組織の回復、

そして重要なのが骨盤底筋群の機能回復 体全体の姿勢の改善、座り方の改善などが必要になってきます。



まずはそのうち治るかな?と自分で判断せつ医師の診断を受けてください

滅多にありませんが尾骨そのもの以外の要因で痛むこともありますので

自分で判断せず早期に一度医師の診断を受けておくことが無難でしょう。

特に妊娠中に尾骨の痛みが出た場合などは切迫早産などのサインであることもあるので

産婦人科で相談して診察を受けるようにしてください。



ほとんどのケースは改善します、しかし・・・

ほとんどのケースではきっちりケアすれば全く気にならないほどまで改善します。しかし・・ 再発しやすいのです。

上記した骨盤底筋群やそのほかの姿勢などのバランスが改善していないと 尾骨痛は再発するケースがあります。

産後改善していても月経の際に再び傷んだり、更年期の頃に痛みが再発するなんてケースも実際にありました。

当院の症例からしても 多くの場合、数回で痛みは緩和しますが、抱っこが続いたり、疲労が増すと痛みが出てくることがあります。

このような状態でもしっかりと機能回復のケアを行えば改善し再発しない状態までなりますのでご安心ください。



排便の時に痛む・・・

トイレの案内標識

尾骨痛の特徴として「排便の時に痛む」というものがあります。

これは構造からして当然です。

女性の場合これが恥ずかしくて相談できない・・・なんて方もおられますが みんな感じていることなので安心してください。

便秘には注意してください。 産後は便秘になりがちです。

便秘になるい便が硬くなるとさらに排便の時に負担がかかってしまし尾骨に痛みを強く感じてしまいます。

ミネラル(特にマグネシウム)と水分をしっかりとり便秘を予防しましょう。

また便意の予防には適切な運動も必要になってきます。



ここでよく出てくる骨盤底筋群について解説しておきましょう

骨盤底筋

骨盤底筋群は産後非常に重要ですので、尾骨痛の有無に関わらずしっかりと覚えておいてください 



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