今回の逆子のケースでは1人目のお子さんということもあり、気を遣い過ぎて自分の体を酷使していること。そして、栄養的にも貧血と診断されるぐらい疲れ切っていることが逆子の原因と考えられました。それらを整体、鍼灸で整えることで無事に回った症例です。



女性 30代 川西市在住


逆子（33週）


肩こり
頭痛
腰痛


整体
鍼灸


胸郭の歪み
気虚へのアプローチ
疲労の考え方


1回目
整体では
胸郭の歪み、骨盤の歪みに対してアプローチ。
骨盤の関節および筋緊張に対してアプローチ。
肩甲骨の可動性を出すようにアプローチ。
冷えのぼせに対してアプローチ。


鍼灸では
冷えのぼせ、気虚に対してアプローチするため
足の経穴（ツボ）五ヶ所に鍼灸施術。


2回目
2日後
自覚的に蹴る場所などは変わっていないとのこと。
しかし、胎動は増えてすごく動くようになった。

お腹を触ってみるとおそらく横位になっている感じ。

施術は前回とほぼ変えることなくアプローチ。


今回のケースは33週で逆子がお悩みで来られた症例です。
問診で聞いていくと
逆子と診断されたのは24週。
26週の時に一度逆子が改善。
しかし、32週でまた逆子になったとのこと。

逆子と診断を受けてから逆子体操を行っているが、週数も週数で焦って当院に来られた。


身体を診ていくと
疲労が溜まっている状態。
貧血と考えられ聞くと先週に病院でも指摘されて鉄剤を処方されたとのこと。

疲労以外に
筋肉の固さや関節の動きの制限がかなり顕著にみられた。

その中でも特に気になったのが「胸郭」。

呼吸が浅くなっており、左右の肋骨の動きに左右差がみられた。
さらにその影響もありお腹の部分で圧縮され赤ちゃんが回りにくそうな環境であった。


施術の内容

整体では
上記の胸郭をメインに関節や筋緊張を取り除き、良い環境にすること。


鍼灸では
舌診、脈診、切診で気虚（気を遣いすぎ）と考えられた。

施術では気を高めるために足の経穴（ツボ）に対して鍼灸施術。


整体、鍼灸とも
・冷えのぼせに対するアプローチ。
・鉄の吸収がしっかり行われやすい環境にするため自律神経を整えるようにアプローチ。


2回目も施術内容を変えず、より細かく動きに対してアプローチを行った結果、2回目の施術から4日後 「逆子が回っていました。」という嬉しい報告を頂きました。


（個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません）

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