2023年9月15日 金曜日
【症例】東洋医学での循環を整えることで改善した逆子
今回のケースは1回目の施術で循環を整える事で一旦は改善したが、自ら循環が整った状態を保つことが出来ず、逆子に戻ってしまったケースです。しかし2回目の施術でも循環を整えることでしっかり改善した症例です。
逆子(29週)
右半身の痛み(肩、腰、ふくらはぎ)
マッサージ
整体
鍼灸
全身の循環
栄養指導
1回目
整体では
反り腰と循環へのアプローチ。
重心の調整。
鍼灸では
血の滞りを促すように鍼灸施術。
2回目
2週間後
右半身の症状はかなり楽になったとのこと。
前回と同じ施術方針で進める。
今回のケースは2人目の妊娠で週数は29週で来られた逆子の症例です。
問診で聞いていくと
28週時の検診で逆子と診断された。
それから腹巻きなどで温める事を行っているが1週間では逆子は治らず、早めに施術を受けている方が治りやすいと思い来られたとのこと。
西洋医学的に身体を診ていくと
反り腰でお腹の張りが多少あった。
しかし、ガチガチというまでではなかった。
重心は右にかなり偏っているため、右半身の症状につながっていると考えられました。
東洋医学的に身体を診ていくと
舌診や脈診、経穴(ツボ)の圧痛場所や圧痛度合い、全身のむくみ方をみるとかなり血の滞りがあり、全身のめぐりが悪いと感じました。
東洋医学でいう「気」がかなり弱くなった事による血の滞りと考えられました。
結果、検査では身体の疲労による巡りの悪い悪さと貧血による循環不良と考えました。
施術(整体)では
反り腰と循環をメインにアプローチ。
少しでも空間を広げるように右重心を整えるようにアプローチしました。
※赤ちゃんでも頭は重たいです。赤ちゃんの頭の位置よって重心は偏りやすいことを考慮して整えました。
鍼灸では
・血の滞りを促すこと。
・血を動かすように気を高めることをメインに行いました。
刺す場所については足に3箇所。
全く痛くない細さの鍼で刺激しました。
家でのセルフケアとしては
・巡りが悪かったので汗が出ない程度に保温を心掛けるように指導。
・鉄剤は処方され飲んでいるとのことでしたので、吸収率を高めるため、タンパク質の摂取を意識するように指導。
1回目の施術から5日後に
検診で治ったと報告を受けたが、2週間後の来院時にはまた逆子になったと報告を受けました。
今回のケースでは循環不良が大きな原因と考えられたため、期間が空きすぎて、家でのセルフケアだけではしっかり状態を保つことが出来なかったため、また逆子に戻ったと考えられます。
2回目の検査(脈診や舌診)でも1回目同様の状態だったため、施術方針を変えずにアプローチすると次の検診時には逆子は改善されていました。
(個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません)
大阪・北摂・箕面、豊中 産後骨盤矯正・妊婦整体 専門整体院 岩永朋之整体サロン
利用者
女性 30代 豊中市在住 主症状
逆子(29週)
その他の症状
右半身の痛み(肩、腰、ふくらはぎ)
過去に受けていた施術
マッサージ
整体
鍼灸
主な施術ポイント
全身の循環
栄養指導
施術の経過と内容
1回目
整体では
反り腰と循環へのアプローチ。
重心の調整。
鍼灸では
血の滞りを促すように鍼灸施術。
2回目
2週間後
右半身の症状はかなり楽になったとのこと。
前回と同じ施術方針で進める。
考察
今回のケースは2人目の妊娠で週数は29週で来られた逆子の症例です。
問診で聞いていくと
28週時の検診で逆子と診断された。
それから腹巻きなどで温める事を行っているが1週間では逆子は治らず、早めに施術を受けている方が治りやすいと思い来られたとのこと。
西洋医学的に身体を診ていくと
反り腰でお腹の張りが多少あった。
しかし、ガチガチというまでではなかった。
重心は右にかなり偏っているため、右半身の症状につながっていると考えられました。
東洋医学的に身体を診ていくと
舌診や脈診、経穴(ツボ)の圧痛場所や圧痛度合い、全身のむくみ方をみるとかなり血の滞りがあり、全身のめぐりが悪いと感じました。
東洋医学でいう「気」がかなり弱くなった事による血の滞りと考えられました。
結果、検査では身体の疲労による巡りの悪い悪さと貧血による循環不良と考えました。
施術(整体)では
反り腰と循環をメインにアプローチ。
少しでも空間を広げるように右重心を整えるようにアプローチしました。
※赤ちゃんでも頭は重たいです。赤ちゃんの頭の位置よって重心は偏りやすいことを考慮して整えました。
鍼灸では
・血の滞りを促すこと。
・血を動かすように気を高めることをメインに行いました。
刺す場所については足に3箇所。
全く痛くない細さの鍼で刺激しました。
家でのセルフケアとしては
・巡りが悪かったので汗が出ない程度に保温を心掛けるように指導。
・鉄剤は処方され飲んでいるとのことでしたので、吸収率を高めるため、タンパク質の摂取を意識するように指導。
1回目の施術から5日後に
検診で治ったと報告を受けたが、2週間後の来院時にはまた逆子になったと報告を受けました。
今回のケースでは循環不良が大きな原因と考えられたため、期間が空きすぎて、家でのセルフケアだけではしっかり状態を保つことが出来なかったため、また逆子に戻ったと考えられます。
2回目の検査(脈診や舌診)でも1回目同様の状態だったため、施術方針を変えずにアプローチすると次の検診時には逆子は改善されていました。
(個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません)
大阪・北摂・箕面、豊中 産後骨盤矯正・妊婦整体 専門整体院 岩永朋之整体サロン