2024年12月2日 月曜日
妊娠中の腰痛
腰痛で立ち上がりすらも辛くなってきてしまった方へ
妊娠中の悩みのご相談でベスト3に入るのが腰痛でも、安心してください。
必ずと言っていいほどスッキリ解消し元通り動けるようになります。
妊娠中の施術には注意すべきポイントもありますので最後までご覧になってください。
妊娠中に起こる腰痛の原因は?

①物理的負荷の増加
妊娠中は胎児の重さに加え羊水、体液量、脂肪の増加により負荷が増えます。その状態で立ち座りが増えることで腰部周辺の筋肉への負担が増えます。②姿勢の変化
妊娠中は姿勢の変化が大きく起こります。腰部が反る方もいれば骨盤が後ろに倒れ腰部の剃りが減少するような姿勢になる方もおられます。また、胎児のポジションによっては片側のみに負荷がかかる可能性もあります。
③妊娠中特有のホルモンバランス
妊娠中は体内の水分量が増え関節が緩くなる傾向があります。それらの水分の調整や関節を緩ませるホルモンなどの分泌によって通常より傷めやすい状況にあります。④栄養
栄養の欠如により筋肉の状態は悪くなります。食事が乱れている方は当然ですが、しっかりと摂取されている方でも胎児に栄養を分け与えていますので必要な栄養が欠乏している可能性があります。⑤既往
元々、腰痛を持っている方や姿勢が悪い、歪みが強い、筋肉の状態が悪い、関節の硬さに左右差がある方などはそれが悪化し腰痛の要因になることがあります。妊娠中の腰痛の治療法は?
鑑別が重要です妊娠中の体は特殊な状態です。
ですから腰痛と一言で言っても普段と同じではよくなりません。
よくならないどころか間違ったアプローチをすると悪化してしまう事もあります。
赤ちゃんがお腹にいるとなると余計に不安になってしまいます。
そうならないためにも
何が原因で、どこの組織が傷んでいるかをしっかりと鑑別する力が必要です。
鑑別には解剖学や生理学だけでなく組織学や運動学そして産前産後の専門的な知識が必要になります。当サロンではスタッフ全員が知識を持ち合わせていますのでご安心ください。
当サロンでの妊娠中の腰痛に対する施術
バキバキするような施術は行いません。 問題となっているところをそれぞれの組織に適した刺激で整えていきます。①問題のある組織の修復
筋膜、筋肉などの傷んだ組織を元通りにする施術を行います。
組織が傷んでしまっていると歪みなどを治したり、筋肉の血流が良くなったりしても一時的ですぐに戻ってしまいます。
まずは傷んだ組織の修復を行います。②骨盤や姿勢の改善
バランスの悪くなった骨盤や姿勢などを戻すことによって傷んだ組織への負担を減らすことができます。
元々、歪みがキツかった方などはしっかり戻す必要があります。③使い方の改善
妊娠中は重心が変わるため間違った体の使い方をしやすくなります。そのままでは腰痛を繰り返してしまう可能性があります。また妊娠中の癖は産後にも影響することがあるので今の間にしっかりと改善しておく必要があります。④栄養の改善
栄養の問題がある場合は食事の指導などをさせていただきます。まとめ
妊娠中は出来るだけストレスなく快適に過ごしたいものです。腰痛があると動きにも制限がかかりストレスを感じてしまいます。 ストレスは胎児への血流にも影響が出るとも言われています。
出来るだけ快適に過ごせるようにしましょう。
妊娠中の腰痛はほとんどの場合1〜3回程度でスッキリ解消します。
既往がある場合、問題が複雑化している場合、疲労が強い場合、栄養状態が悪い場合などはスッキリ解消するまでに少し回数を要するときがありますが、それでもしっかりと問題を正していけば良くなって制限なく動けるようになるのでご安心ください。
痛みを我慢し庇えば庇うほど、問題は複雑化していきます。
そうならないためにも我慢せずにお早めにご相談ください。