悩み別解説 カテゴリー
妊娠中の踵の痛みの原因と改善法
2018年11月10日 土曜日
妊娠してから踵が痛くなってくるケース。実はちょこちょこと見られる症状です。原因について考えながら解説して行きます。改善のヒントになるかも知れません。
・踵のこんな痛みでお悩みではありませんか?
歩き出しの時に痛い
打ったような痛さがある
チクチクする痛みがある
妊娠してから踵が痛くなってだんだんとひどくなってきたけど我慢できないほどでもない。
そんな踵の痛みについて解説して行きます。
・妊娠中の踵の痛みの原因は?

【重心の変化】
妊娠中はお腹が大きくなることで重心が変わります。
そのことで緊張する筋肉が変わってきます。
ーふくらはぎへの影響ー
お腹が大きくなると重心は自然と前に移動します。
そのままだと倒れてしまうため体の筋肉が働いて後ろに引こうとします。
ふくらはぎの筋肉もその筋肉の一つです。
ふくらはぎの筋肉は踵につくため
その部分がストレスを受け続けることで痛むことがあります。
ー足底への影響ー
重心が前に行くと足のアーチ(土踏まず)が潰れます。
そうなると足の裏の筋肉が引き伸ばされ踵が痛む原因になります。
【むくみ】
妊娠中はむくみが出やすい時期です。
浮腫むことで足首の関節の圧力が変化したり筋肉の出力(発揮できる力)も落ちてしまい
それが踵に負担をかけ痛みを生む原因になることがあります。
・踵の痛みの対策は?
【冷え予防】
踵周りが冷えると余計に痛みを感じやすくなります。
冷え対策をしましょう
【足底マッサージ】
あまり強い刺激はいけませんが足の裏を軽〜くほぐしましょう。
【反り腰を防ぐ】
腰をあまり反りすぎないように注意しましょう
・産後に再発することも?
実はこの踵の痛み妊娠中よりも産後によく見られます。
妊娠中に踵の痛みを感じていた方は産後にも出る可能性が高くなりますので
妊娠中にできる限り和らげておくことが重要です。
・岩永朋之整体サロンでの施術
反り腰などの前後の重心、左右の重心を優しい刺激の整体で整え
足周りの環境を調整します。
また浮腫など循環系へのアプローチも重要です。