今回の出産が4人目。肩凝りや頭痛に悩まされて来られましたが、育児や家事の疲労と日々の体の使い方が肩甲骨の動きを悪くした結果、さらに凝りやすくなったのが原因と考えられた。



女性 20代 伊丹市在住


肩こり
頭痛


産後骨盤矯正


整体
マッサージ
カイロプラクティック


前胸部の筋膜リリース
側胸部の筋膜リリース


1回目
重心の調整。
体幹部の捻じれの調整。
肩甲骨の可動性を出すようにアプローチ。

骨盤底筋群のトレーニングを指導。


2回目
1週間後
頭痛は全くなく過ごせた。
しかし、肩凝りは数日楽に過ごせたが、それからは凝ってきたとのこと。

前回と同じ施術方針に加え、頭皮へのアプローチ、肋骨を引き締めるアプローチを追加。


3回目
1週間後
前回よりかは肩凝りは楽に。
しかし、1週間の中で見ると後半は凝る。

前回と同じ施術方針で進める。


4回目
1週間後
頭痛は初回から全くなく楽に。
肩凝りは当初より楽に。
ペインスケールで表すと10→4
もう少し凝り感が取れるといいとのこと。

骨盤周りの変化についても
体重は2〜3Kg落ちた。

前回と同じ施術方針に加え、前胸部周りにフォーカスしてアプローチ。


5回目
10日後
10日間肩凝りも感じることなく過ごせた。

前回の施術同様、前胸部周りにフォーカスしてアプローチ。
さらに骨盤周りを引き締めるための施術を追加。

前回お伝えした骨盤底筋群のトレーニングよりも負荷のかかるトレーニングを指導。


6回目
2週間後
期間があいた中でも楽に過ごせた。

前回と同じ施術方針に加え、側胸部周辺の筋肉の緊張や筋膜の固さを取るようにアプローチ。


今回のケースは産後3カ月で来られた方の症例です。
今回の出産は4人目で妊娠中から肩凝りや頭痛があったとのこと。


妊娠中から鉄分やタンパク質といった栄養を摂取していたこと、出産時の出血量や問診での状態をみていくと貧血での肩凝り、頭痛ではないと思われました。


検査等を含めてみていくと
肩甲骨の可動性はかなり低下しており、固まっていました。
さらに妊娠中から3人の育児を行なっており
なかなか休めずにいたということから疲労が過度にありました。
以上のことから
元々身体の状態的には凝りやすい環境といえる中で
日々の疲労が重なり肩凝り、頭痛といった症状が出ていたと考えられます。


骨盤に関してはズボンがはけないのではけるように戻りたいとのことでした。


施術では
体の捻じれや重心を整えることで
回復しやすい体を作ること。


筋肉、筋膜、関節の施術では、
肩甲骨外側の動きを出すことを第一にアプローチかけました。
そうすることで固まっていた肩甲骨が動くことで肩甲骨の上部や内側に付着する筋肉も緩みが出て肩凝りがある程度緩和されたと考えられます。


さらに緩みを出すように、持続性を出すように
前胸部への筋緊張も施術しました。
この施術の意味としては
抱っこや授乳など育児を行う動作の中で肩が丸くなる姿勢が多いため、前胸部の緊張があると考えたため。


その結果、かなり肩凝りが緩和されました。


肩凝りの緩和に伴い、頭痛の頻度も下がっているので
今回のケースでは肩凝りから出る頭痛と考えられました。


（個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません）

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