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【症例】産後の歩行困難な恥骨痛(恥骨結合離開)
2017年10月25日 水曜日
無痛分娩による分娩であったが胎児が大きかったため促進剤の使用及び吸引分娩、会陰切開を行なったため負担が大きく分娩直後から恥骨の激痛があり歩行、寝返り、起き上がり等の動作が困難。
産婦人科から整形外科受診をすすめられX線で16mmの隙間を確認。しばらく様子を見るしかないと言われコルセットの処方。この方の、施術と回復までの経過です。
利用者
20代、産後女性、大阪市福島区在住
主症状
恥骨結合離開 歩行困難
その他 背中の痛み
過去にうけていた治療
産婦人科
整形外科受診
主な施術ポイント
歪みの調整
機能回復
施術の経過と内容
無痛分娩による分娩であったが胎児が大きかったため促進剤の使用及び吸引分娩、会陰切開を行なったため負担が大きく分娩直後から恥骨の激痛があり
歩行、寝返り、起き上がり等の動作が困難。
産婦人科から整形外科受診をすすめられX線で16mmの隙間を確認。
しばらく様子を見るしかないと言われコルセットの処方。その後、当院に来られた。
1回目 座位にて骨盤周辺の筋肉の再教育およびバランス調整 疼痛は残るものの歩幅は大きく改善する
2回目 1週間後
歩幅、スピード共に上がっていたためが腰痛が出現 トレーンングの方法を変更→腰痛消失 3回目 1週間後
前向きのほくがスムーズに。寝返り等は疼痛あり。 より深い、バランス調整と再教育
施術は、今回みぞおちの違和感を訴えられたので、ベースの取穴とともに気の巡りを促す太衝を使って施術完了。
4回目 2週後にチェック
歩幅スピード共に大幅アップ。 日常生活もほぼ問題なしとのこと。
考察
典型的な恥骨結合離開の重症パターンの症状です。
歩行困難。後ろ向きには歩けても前向きに歩けない。寝返りが痛い。など。
これらの症状もしっかりと力が入る状態に持っていってあげると割と早期に改善します。
骨盤ベルトやコルセットは装着方法や圧を間違えると悪化する原因になってしまいます。
今回のケースもベルトはなしで行きました。
みなさんおっしゃるの、まさか自分が・・・ということです。
分娩は何が起こるかわかりません。普段から体の状態を整えておくの重要性を感じられるときです。
大阪府箕面市の産後の整体専門院 岩永朋之整体サロン 岩永
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