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【症例】肩凝り、背中の痛は顎まわりの緊張と貧血が原因
2019年11月30日 土曜日
今回は産後1カ月で来られた方が肩凝り、背中痛を訴えて来られた症例です。施術では顎まわりの緊張を取ること、自律神経系では副交感神経が優位にスイッチが入るようにアプローチをかけたことで変化が出ました。さらに栄養では貧血対策行った結果かなり緩和されたケースです。
利用者
女性 30代 川西市在住
主症状
肩こり
背中痛
その他の症状
骨盤矯正
むくみ
過去に受けていた施術
マッサージ
整体
主な施術ポイント
顎まわりの緊張へのアプローチ
自律神経系へのアプローチ
貧血への対策
施術の経過と内容
1回目
骨盤調整。（固めるイメージ）
重心の調整。
肋骨の関節調整と筋肉へのアプローチ。
循環へのアプローチ。
骨盤底筋群の説明とトレーニング指導。
2回目
1週間後
むくみなどの悩みはなくなった。
しかし、背中の凝りが痛い。
前回と同じ施術に加え、頭部の筋膜リリース、反り腰へのアプローチを追加。
立ち方、授乳時の座り方を指導。
3回目
1週間後
施術から数日は楽に過ごせるが、段々凝りと痛みが出てくる。
前回と同じ施術方針で進める。
4回目
1週間後
背中の痛みはなくなったが、凝りがしんどい。
体重は落ち始めたとのこと。
前回と同じ施術方針に加え、フロントライン（前胸部を緩めるように）の筋膜リリース。
5回目
1週間後
数日は楽に過ごせた。
さらに週の後半も朝や日中は楽に。
しかし、夕方は疲労がたまってしんどいとのこと。
前回と同じ施術方針で進める。
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6回目
2週間後
身体は楽になってきている。
肋骨部の動きを出すようにアプローチ。
7回目
2週間後
ペインスケール10→4
まだ少し背中のしんどさが出るとのこと。
産後ズボンがはけるようになったが、ウェストがまだベストではない。
前回と同じ施術方針で進める。
問診をしなおして、症状や栄養面をみたときに貧血の疑いが考えられた。
8回目
2週間後
貧血対策を行った結果かなり楽になったとのこと。
前回までと同じ施術方針で進める。
今後は経過を見ながら期間もあけていく方針。
考察
今回のケースは産後1カ月で来られた症例です。
問診で聞いていくと
今回の出産は2人目で1人目出産後から肩、背中のしんどさに悩まされていたが、出産して1ヶ月はあまりしんどさも感じることなく過ごせていた。
しかし、さらに1ヶ月（産後2ヶ月）から肩、背中のしんどさが出てきた。
そのほかの症状としては
むくみが気になる。
骨盤に関しては
ズボンがはけないのではけるように戻りたいとのことでした。
身体を診ていくと
肩、背中は育児などに追われていることもあり、
まず力が入って疲れやすいこと、力が入っている部位に顎まわりも緊張しており、その結果肩凝り等に繋がっていると考えれました。
さらに呼吸のリズムが崩れ、交感神経優位にスイッチが入りやすい状態ということ、施術を進めていく中で貧血の疑いも考えられ、これら全てが関与して肩凝り、背中痛が出ていたと考えます。
むくみに関しては出産直後ということもあり、体力的に落ちていることで巡りが悪くなっていると考えられました。
1回目のアプローチでその部分が解消されたことでむくみは変化出ました。
（個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません）
大阪・北摂・箕面、豊中 産後骨盤矯正・妊婦整体 専門整体院 岩永朋之整体サロン
